投与当日のながれ

①前投薬

サイトカイン放出症候群を予防する薬として、エプキンリの投与の30~120分前に、副腎皮質ホルモン剤、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤を内服または注射します。

②エプキンリ

皮下注射でお腹あるいは太ももに投与します。

投与する部位はおへそ周りを除く下腹部または大腿部前側

③副腎皮質ホルモン剤

エプキンリの副作用であるサイトカイン放出症候群を軽減させるために、副腎皮質ホルモン剤を内服または注射します。1サイクル目の投与日の翌日から3日間に内服または注射します。
1サイクル目でサイトカイン放出症候群の症状が強くあらわれた場合は、2サイクル目以降も副腎皮質ホルモン剤を内服または注射することがあります。